RECレック3 ジェネシスとPOV

2012年に公開された「RECレック3 ジェネシス」は、POV(ポイント・オブ・ビュー)映像で人気となったRECシリーズの最新作。

POVとは、ご家庭のデジタルビデオで撮影しているかのような臨場感が特徴の撮影方法で、カメラの視線と登場人物の視線が一致するカメラワークで、まるで登場人物になったような感覚で映画を楽しめるというメリットがあります。

RECシリーズの第1作目はその最たるもので、低予算でも恐怖心をあおる構図が話題を呼びました。

しかし、第3作目「REC レック3 ジェネシス」では、POVからの脱却が話題になりました。先に述べましたが、このシリーズはPOV視点が話題になった作品だったので、そのPOVを卒業するということが逆にとても新鮮に感じられる効果を作り出しました。

主人公は1作目、2作目とは違い、前作と同時刻での別な場所という舞台設定になっています。

映画のオープニングはやはりPOVから。

舞台は結婚式場という、いかにもビデオ撮影をしていそうな設定で、POV視点が不自然でなく感じられます。

ところがその幸せな式場が一転し、惨劇が始まります。その後、POV視点から脱却し、広い視点になったことで生まれた大立ち回りする花嫁に注目です。